講演情報

[17p-B2-5]RTPウェーハのBMD析出核 (VOX) 構造に関する理論的研究

〇岩城 浩也1,2、須藤 治生1、早川 兼1、神山 栄治1、末岡 浩治3 (1.グローバルウェーハズ・ジャパン、2.岡山県大院情報系工、3.岡山県大情報工)

キーワード:

シリコン、空孔-酸素複合体、VO4

シリコン (Si) ウェーハの酸素析出物の密度は原子空孔(V)濃度の4乗に比例する。これより、Rapid Thermal Process (RTP) によって導入した空孔-酸素複合体(VO4)が4個集まった4VO4が酸素析出物の析出核と考えられる。この4VO4の安定構造を提案した研究はなく具体的なモデルは不明である。そこで、第一原理計算を用いてVO4が4個集まる際の結合エネルギーを算出し、4VO4の安定構造を探索した。その結果、Vを2回対称に配置した4VO4が最安定構造となった。

コメント

コメントの閲覧・投稿にはログインが必要です。ログイン