講演情報

[17p-B2-7]シリコン結晶基板の品質と点欠陥 第二世代 (12) 同位体と真正点欠陥の不均一

〇井上 直久1、川又 修一1、奥田 修一1 (1.大阪公大 放射線研究センター)

キーワード:

シリコン結晶、同位体、偏析

2019年に同位体純化シリコン真球がキログラム原器を置き換えた。格子定数の純結晶からの外れの最大の原因は炭素不純物であり、我々は格子定数分布測定結果を解析して、実効的に無炭素の領域の格子定数を推定した。次に問題となるのは、同位体と真正点欠陥の不均一と考えられる。同位体の偏析係数を見積もり1に非常に近いことを明らかにした。真正点欠陥については平衡濃度の温度依存性から3%以内と見積もった。

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