講演情報
[17p-B3-10](Hf, Zr)O2バッファ層及びスピンコート法を用いた強誘電体薄膜の作製
〇片岡 莉咲1、李 海寧1、木島 健1,2、山原 弘靖1、田畑 仁1、関 宗俊1 (1.東大院工、2.(株)ガイアニクス)
キーワード:
強誘電体、強誘電性光起電力、シリコン集積化
本研究では、(Hf, Zr)O2バッファ層とスピンコート法により、高品質な強誘電体薄膜の作製を試み特性を調べた。PbZr0.52Ti0.48O3(PZT)薄膜を、SrRuO3(100)/Pt(200)/Hf0.25Zr0.75O2(110)/Si(100)基板上にスピンコート法で作製した。PZT薄膜は(001) 方向の配向が確認された。また、25 Vで残留分極2Pr = 48.9 μC/cm2が得られた。波長340 nmの光照射下におけるJ-V特性の測定では、ポーリングにより短絡電流密度に差が現れることが分かった。
コメント
コメントの閲覧・投稿にはログインが必要です。ログイン