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[18a-C301-8]非化学量論組成制御によるCo添加ハーフ・ホイスラー合金TiNiSnの熱電性能向上

〇山崎 航佑1、金 泰均1、中津川 博1 (1.横国大理工)
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キーワード:

ハーフ・ホイスラー、熱電特性、P型熱電材料

本研究は, 熱電性能の向上を目的としてCoドーピングしたTiNiSnを非化学量論的に組成制御した. 試料の作製にはアーク溶解法を用いた.試料は粉末XRDとリートベルト解析を用いた結晶相の同定,及び,80 ~800 Kの範囲で熱電特性の測定を行った. 非化学量論組成であるTiNi0.87Co0.03Snの時, 化学量論組成のTiNi0.97Co0.03Snよりも最大でZTが約3倍上昇した. ZTの増大はρの減少に起因し, 非化学量論的組成制御が熱電性能の向上に有効であることが示された.

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