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[18p-A23-15]HfO2/ZrO2界面がHfO2/ZrO2ナノラミネート薄膜の強誘電相出現に与える影響の考察

〇女屋 崇1、櫻川 裕大1、高久 理名1、喜多 浩之1 (1.東大院新領域)
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キーワード:

原子層堆積法、HfO2系強誘電体薄膜、ナノラミネート薄膜

強誘電体HfxZr1−xO2 (HZO)膜は薄膜化(<10 nm)及び原子層堆積(ALD)法による成膜が可能であることから、3次元集積強誘電体デバイスへの応用が期待されている。このHZOの強誘電相は準安定な直方晶(O)相であり、優れた強誘電性を得るためにはHZO膜の結晶相の制御が重要である。一般にHZO膜として、ALD法によりHfO2とZrO2膜を交互に成膜したHfO2/ZrO2ナノラミネート膜が用いられている。一方、我々はこれまでにHfとZrが共に含まれるHf/ZrカクテルALD原料を用いることでHZO固溶体膜を形成した。本研究では、これらHZO膜の形成手法の違いが、強誘電相であるO相の形成に及ぼす効果について議論する。

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