講演情報

[18p-P09-2]ウコン由来色素クルクミンをアクセプターに用いた有機太陽電池

〇(D)小野 裕太郎1,2、山田 洋一2、赤池 幸紀1 (1.産総研、2.筑波大)
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キーワード:

クルクミン、天然材料、有機薄膜太陽電池

植物由来分子はOPV材料の有力な候補であるが、植物由来アクセプター材料の報告例はほとんどない。本研究では、ウコン由来色素クルクミンに着目した。フロンティア軌道のエネルギーを実験的に決定するとともに、代表的なドナー材料であるP3HTとクルクミンの混合膜を活性層に用いたバルクヘテロ接合型のOPVを作製した。最適化の結果、FFは植物色素を活性層に用いたOPVの中では最高の0.59を示し、このときPCEは0.34%であった。

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