講演情報

[19a-B3-8]光電子制御プラズマで成膜したダイヤモンドライクカーボン膜の応力

〇(B)出村 翼1、福田 旺土1、小野 晋次郎2、恵利 眞人2、古閑 一憲2、鷹林 将1 (1.有明高専、2.九大)

キーワード:

ダイヤモンドライクカーボン (DLC)、光電子制御プラズマ、応力

ダイヤモンドライクカーボン(DLC)は、sp2炭素、sp3炭素、および水素で構成されるアモルファス材料である。DLCはコーティング膜として幅広く応用されている。コーティング用途における開発課題の一つに、DLC膜が基材にもたらす応力がある。応力は、膜の基材との密着性や剥離などに対して影響をもたらすため、その制御が望まれている。我々はこれまで、独自の光電子制御プラズマCVD (PA-PECVD)法を用いてDLC膜を成膜してきた。今回我々は、PA-PECVDの放電形態を光電子制御タウンゼント放電(PATD)から同グロー(PAGD)へと段階的に変化させていくことで、放電形態の膜応力への影響を調べた。

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