講演情報
[19a-B5-6]高Sn組成Ge1−xSnxエピタキシャル層の結晶性に堆積速度が及ぼす影響
〇中塚 理1,2、壁谷 汰知1、柴山 茂久1、坂下 満男1、黒澤 昌志1 (1.名大院工、2.名大未来研)
キーワード:
半導体、GeSn混晶、スパッタリング
高Sn組成GeSnエピタキシャル層は、直接遷移化、バンドギャップ狭小化という特長を持ち、Si集積回路プロセスとの親和性にも優れることから、中・遠赤外センサ、赤外マイクロLEDなどの集積デバイス応用に期待されている。我々は、大格子定数InP基板上のGeSn薄膜結晶成長において、分子線エピタキシー法に比較して4倍程度高速堆積可能なスパッタリング法の活用により、Sn析出領域の拡大を抑制し、25%の高Sn組成GeSnエピタキシャル層をより広い範囲で形成できることを、以前、報告している。今回、スパッタリング法における堆積速度の変化がGeSnエピタキシャル層の結晶性や電子物性に及ぼす影響について、より詳細に調査した。
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