[19p-A22-1~8] 地球の限界？プラネタリバウンダリにおけるプラズマとエネルギーシステムによる危機回避

17:00 〜 17:30

[19p-A22-8] 食の窒素フットプリントを活用したフードシステムからの窒素負荷の算定および改善策の提案—石垣島を例にして

〇濵田 耕佑¹、江口 定夫²、平野 七恵²、朝田 景²、岡 直子¹ (1.国際農研、2.農研機構)

キーワード：

窒素フロー、化学肥料、食生活

世界における窒素に起因する環境問題は逼迫した状況にあり、窒素循環の適正化が強く求められている。本研究では、食の窒素フットプリントの考え方を活用し、石垣島のフードシステムにおける窒素フローと窒素負荷の現状を物流データ等の統計資料に基づき評価すると共に、その改善策を提案した。改善シナリオとして、①牛糞堆肥の利用率向上を通した化学肥料使用量の低減による窒素負荷削減量と②消費者の食べ過ぎや食品ロスを軽減した場合の窒素負荷削減量を検討した。