講演情報

[19p-A31-11]トンネルFET用高濃度ソース材料のCVT合成における輸送剤選択

〇杉山 紀成1、森戸 智2、西村 知紀1、金橋 魁利1、上野 啓司2、長汐 晃輔1 (1.東大院工、2.埼玉大院理工)
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キーワード:

半導体、遷移金属ダイカルコゲナイド、トンネルFET

トンネルFET実用化に向けた高濃度ソース材料を,CVT合成する際の適切な輸送剤選択を行った.過剰Se,I2輸送剤,SeCl4輸送剤の三種類の条件で合成した公称1%Re置換WSe2に対し,低温PL測定と,高精度ホール効果測定を行い,キャリア密度評価を行った.結果は,SeCl4輸送剤を用いた場合に1.5×1019 cm-3のキャリア密度が得られ,これは低温PL測定から予想される結果と一致した.結果からSeCl4輸送剤が高濃度ドープに有効である可能性が示唆された.

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