講演情報
[19p-B3-1]真空アーク蒸着装置による水素フリーDLC成膜におけるインターバル冷却の効果
〇渡辺 聖也1、佐野 絃貴1、大根田 みらの1、滝川 浩史1、杉田 博昭2、服部 貴大2、儀間 弘樹2 (1.豊橋技科大、2.オーエスジー(株))
キーワード:
DLC、真空アーク蒸着、高速成膜
ta-C膜は、高熱安定性、高硬度を持ち、切削工具や摺動部品の保護膜として利用される。ta-C膜の成膜には真空アーク蒸着(VAD)法が主に使われており,我々は高速成膜が可能なVAD装置の開発を進めている。しかしながら,同装置は高効率プラズマ輸送仕様ゆえに,基板温度上昇リスクも伴うという問題が生じた。これにより生成膜がa-C膜となり,硬度が低下してしまう。そこで、成膜プロセス中に冷却期間を設ける方法をテストした。
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