講演情報
[20p-P01-4]Zn溶出型Zn-DLC膜の構造解析
〇神田 一浩1、中西 康次1、鈴木 常生2、赤坂 大樹3、大越 康晴4、平塚 傑工5、平栗 健二4 (1.兵県大高度研、2.長岡技大、3.東工大工、4.東京電機大、5.トッケン)
キーワード:
ダイヤモンドライクカーボン膜、ラザフォード後方散乱分光法、X線吸収分光法
骨形成促進効果のあるZnを溶出するZn添加DLC膜の構造解析を高エネルギーイオンビームと放射光を用いて行った。RBS測定からZn/C比とZn-DLC膜の膜厚はそれぞれ41%, 220nmと求められた。また、XASの測定からZn-DLC膜中のZnは金属であることを見出した。一方、Cの電子状態はZnの影響を受けており、Zn-DLC膜中でZnは金属微粒子の形で存在することが示唆された。
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