講演情報

[22a-12G-3]大気圧非平衡Arプラズマの連続・線スペクトルに基づいた重み付き解析

〇菊地 航行1、山下 雄也1、根津 篤1、赤塚 洋1 (1.東工大)

キーワード:

大気圧非平衡プラズマ,制動輻射,衝突輻射モデル

大気圧非平衡Arプラズマの発光分光計測による、連続・線スペクトルの両方に基づいた解析を実施した。従来の手法と異なり、連続・線スペクトルの実験値と推定値それぞれの平均二乗対数誤差(MSLE)を重みwで足し合わせ、それが最小となる電子温度・密度、一般化電子エネルギー分布関数(EEDF)のガンマ値の探索を、二温度一般化EEDFの仮定のもと実施した。線スペクトルのMSLEは平均して連続スペクトルより約100倍大きく、w=10-4-10-3が妥当な推定結果が得られる範囲だと考えられる。