講演情報

[22a-P01-14]磁性・非磁性不純物、表面の薄い常伝導層との近接効果、サブギャップ状態密度は、どのように超伝導デバイスの特性に影響を与えるか:表面抵抗、力学インダクタンス、対破壊電流の観点から

〇久保 毅幸1,2 (1.KEK、2.総研大)

キーワード:

表面抵抗,力学インダクタンス,対破壊電流

磁性・非磁性不純物、表面の薄い常伝導層との近接効果やサブギャップ状態密度が、表面抵抗、力学インダクタンス、対破壊電流に与える影響を理論的に調べた。適量の対破壊因子を敢えて導入することで表面抵抗を最小化できること等、デバイス開発に有用な結果を話す。A. Gurevich and T. Kubo, Phys. Rev. B 96, 184515 (2017); T. Kubo, Phys. Rev. Research 2, 033203 (2020); Phys. Rev. Applied 17, 014018 (2022)にて出版済み。