講演情報
[22a-P01-3]二層構造を有するNi酸化物La3Ni2O7+δの高圧力下物性測定
〇植木 祐太1,2、桜井 裕也1、永田 響1,2、山根 和樹1,2、松本 凌1、寺嶋 健成1、廣瀬 圭祐3、太田 寛人3、加藤 将樹3、高野 義彦1,2 (1.物材機構、2.筑波大、3.同志社大)
キーワード:
超伝導,圧力,ニッケル
最近、銅酸化物高温超伝導体の関連物質であるLa3Ni2O7が約15 GPaにおいてTc≃80 Kの超伝導を示すことが報告された。銅酸化物高温超伝導体の超伝導特性は酸素量と密接な関係にあるが、関連物質であるLa3Ni2O7において超伝導特性と酸素量の関係を実験的に明らかにした報告はない。そこで我々は異なる酸素量を持つLa3Ni2O7の作製、測定を行い、その超伝導特性を比較した。