講演情報

[22a-P04-15]細菌検出のための分子インプリントポリマー被覆有機-無機ナノ構造体の開発

〇(D)板垣 賢広1、藤村 颯人2、山本 陽二郎1、定永 靖宗1、椎木 弘1 (1.阪公大院工、2.阪府大工)

キーワード:

有機-無機ハイブリッド,LSPR,細菌検出

温度応答性ポリマーであるポリNIPAmは,温度変化によって膨潤,凝集状態を制御できるため,テンプレート分子との共重合によりポリマー構造中に分子鋳型を形成できる。本研究では金ナノ粒子とポリNIPAmの複合化により,分子インプリントポリマー被覆金属ナノ構造体を開発した。本稿では種々の糖鎖をテンプレートに用い,リポポリサッカライドを有するバクテリアの標識について検討した。