講演情報
[22a-P04-18]比色型プラズモニックバイオセンサを用いた食物アレルゲンの迅速検出
〇平林 大輝1、梶川 浩太郎1、當麻 真奈1 (1.東京工業大工)
キーワード:
バイオセンサ,食物アレルゲン
食物アレルゲンの迅速検出を目的とし、鶏卵の食物アレルゲンであるオボムコイド(OVM)の検出性能の評価を行った。センサ基板はポリスチレン粒子膜をガラス基板上に製膜し、その上に金属薄膜を蒸着して作製した。ポリスチレン粒子膜の作製とガラス基板への転写は界面転写法を用いた。OVMの濃度が1 ug/mLの時、OVMの結合によって色相角度は平均で-0.39度変化し、表示基準値10ug/mLを下回る濃度で検出することができることが分かった。