講演情報
[22a-P04-4]タイリング構造に基づく細胞シートの配向制御
〇(B)藤井 陽太1、宮廻 裕樹2、三好 裕之2、奈良 高明1,2 (1.東大工、2.東大院情理)
キーワード:
細胞配向,ネマチック液晶,トポロジカル欠陥
心疾患のモデリングや再生医療への応用のため、心筋細胞や骨格筋細胞からなる細胞シートが広く研究されている。これらの細胞は配向性を示すため、細胞シート中では配向角度の定義できない点であるトポロジカル欠陥が形成し、欠陥が細胞シートの機能特性に影響を与える。本発表では、細胞配向をネマチック液晶モデルにより定式化することにより、シート上の所望の位置に欠陥が規則的に配置された細胞シートの作製法を提案する。