講演情報

[22p-11E-5]透明領域の導入による低駆動電流・狭発散角フォトニック結晶レーザーの提案

〇西本 拓司1、井上 卓也1、森田 遼平1、野田 進1 (1.京大院工)

キーワード:

フォトニック結晶レーザー

フォトニック結晶レーザーは、2次元フォトニック結晶の特異点における共振作用を用いた面発光型半導体レーザーである。これまでに我々は、3mmΦのデバイスにおいて、50W級出力で拡がり角0.05°程度の高輝度連続動作を実現している。今回、電流注入領域を光吸収の無い透明領域で接続した構造を提案し、最適化を行った結果、低駆動電流において、高い光出力と極めて狭い拡がり角が実現可能であることを見出した。