講演情報

[22p-11E-7]大域的バンド端周波数分布を導入した短パルスフォトニック結晶レーザーの構造最適化による高ピーク出力化

〇上田 拓磨1、井上 卓也1、森田 遼平1、野田 進1 (1.京大院工)

キーワード:

フォトニック結晶レーザー,短パルスレーザー

フォトニック結晶レーザー(PCSEL)は,2次元フォトニック結晶の特異点での共振作用を用いた高輝度面発光レーザーである.我々はこれまで,PCSELにおける短パルス発振実現のために,フォトニック結晶面内に大域的なバンド端周波数分布を導入する手法を提案し,最大でピーク出力220 W級の短パルス発振を実現している.今回,上記の短パルスPCSELについて構造最適化を行ったデバイスを作製し, ピーク出力のさらなる増大に成功したので報告する.