講演情報
[22p-11F-8]導波モード共鳴ミラーの反射位相疑似不定性を利用したレーザ発振
〇渡邉 明理1、寺西 俊佑1、小澤 桂介1、陳 泓旭1、井上 純一1、西尾 謙三1、金高 健二2、裏 升吾1 (1.京都工繊大、2.産総研)
キーワード:
光インターコネクション,レーザ外部ミラー,波長安定化
共振器集積導波モード共鳴ミラー(CRIGM)は高反射性基板上の導波路共振器内にグレーティングカップラを集積した構造で,共鳴波長で反射位相疑似不定性を示す。レーザ外部ミラーに共鳴波長1050 nm,3.6 μm径ガウシアンビーム入射光で高い反射率を示すCRIGMを用い,ゲインミラーと対向させ垂直外部共振器型面発光レーザを構成した。共振器長変動による発振波長変化が抑制され,0.7 μmの共振器長変動に対して1 nm程の変化幅となることを確認した。