講演情報

[22p-12C-4]光子吸収によるダイヤモンド量子メモリへの誤り耐性型量子状態転写

〇伊藤 大輔1、藤原 太朔1、佐藤 清貴1、毛利 駿介1、渡辺 幹成1、レイエス ラウスティン1、牧野 俊晴2,3、加藤 宙光2,3、味村 裕2,4、関口 雄平2,5、小坂 英男1,2,5 (1.横国大院理工、2.横国大QIC、3.産総研、4.古河電工、5.横国大IAS)

キーワード:

量子デバイス基礎,量子操作・量子計測,量子通信システム

我々は次世代の量子ネットワーク構築のための量子中継器を実現するデバイスとしてダイヤモンドNV中心に着目している。複数ノード間で量子もつれ生成を行う際、光子干渉を用いたスキームでは、光子の周波数や位相、あるいは干渉のタイミングの相違が忠実度の劣化を招くという課題がある。一方、発光・吸収スキームと呼ばれる手法を用いることで、これらの誤りに対して耐性があることが確認できたので、これを報告する。