講演情報
[22p-1BN-6]フェムト秒レーザーを用いた生体適合性ハイドロゲル内部へのマイクロ流体構造作製
〇藤田 紘雅1、阿部 航大1、山田 壮平1、花田 修賢1 (1.弘前大理工)
キーワード:
マイクロ流体デバイス,フェムト秒レーザー,細胞外マトリックス
細胞組織観察の実験系の応用のため、細胞が接着する足場として、コラーゲンなどの細胞外マトリックス成分の形状の設計や制御の研究が行われてきた。しかし、コラーゲンなどのタンパク質は40 ℃程度で変性することや、柔らかいことが原因で、形状制御を行うことが困難であった。そこで、我々の研究室で確立したバイオチップ作製の手法を用い、細胞外マトリックス成分由来のヒドロゲル内部に流体構造を作製し、細胞組織の形状制御を試みた。