講演情報
[22p-32A-4]カーボンナノチューブ合成におけるRuRhPdIrPtハイエントロピー合金触媒の安定性と生成効率
〇松岡 就1、サラマ カマル2、草田 康平3,4,5、才田 隆広1,2、北川 宏3、丸山 隆浩1,2 (1.名城大院、2.名城大ナノマテ研、3.京大院、4.京大白眉センター、5.京大iCeMS)
キーワード:
カーボンナノチューブ,ハイエントロピー合金,触媒
ハイエントロピー合金(HEA)とは,5種類以上の元素がほぼ等原子分率で混合された単相固溶体のことである.従来は,その優れた力学的特性からバルクのHEAについて多く研究がなされてきたが,近年,堅牢で多様な活性サイトをもつHEA粒子の触媒作用が注目されている.本研究ではRuRhPdIrPtナノ粒子を触媒に用いてCNT合成を行った。また、電子状態や安定性について議論するために価電子帯測定や二体分布関数解析を行った.