講演情報

[22p-P01-12]原子スイッチを用いた1,4-ベンゼンジチオール分子接合の作製

〇(M1)西室 碩人1、金子 哲1、鶴岡 徹2、寺部 一弥2、西野 智昭1 (1.東工大 理、2.物材研 MANA)

キーワード:

分子接合,原子スイッチ

原子スイッチは電気化学的に金属フィラメントの形成と破断を制御する素子であり、ニューロモルフィック素子としての応用が注目されている。しかし、素子に適合するセンサーの開発はまだ十分ではない。そこで、本研究では原子スイッチによる分子接合の作製に着想し、モデル分子としてベンゼンジチオール(BDT)を用いた分子接合の作製を試み、BDT分子接合に対応する伝導度状態を示す電流–電圧曲線の取得に成功した。