講演情報

[23a-11F-4]超広帯域で使える安価なウェアラブルSERSセンシング

〇北濱 康孝1,2、Kesava Rao V.1、Tang Xuke1、関根 悠介1、江川 麻里子1、Dwivedi Prabhat K.3、Yang William4、合田 圭介1,2,5,6 (1.東大理、2.LucasLand、3.インド工科大カーンプル校、4.BaySpec、5.武漢大、6.カリフォルニア大)

キーワード:

超広帯域表面増強ラマン分光,ウェアラブルセンサー,銀ナノメッシュ

対象者の健康状態に関する化学計測ができるウェアラブルセンサーには、各種分子を同時に高感度測定できるSERSが適している。しかし、SERSをウェアラブル化学センサーに応用するには、従来のフレキシブルSERS基板が励起波長に強く依存していた上に、金を用いると高価で、銀を用いた場合には保存性に難があった。今回、我々は銀ナノメッシュSERS基板が安価に作製でき、長期間SERS活性を保ち、様々な励起波長で測定可能であることを実証した。