講演情報
[23a-11F-6]SERS/RPERS基板のハロゲン浸漬による光増強特性変化
〇(B)天野 泰志1、井上 創太2、安井 武史3、川崎 昌博4、川崎 三津夫4、南川 丈夫3,5 (1.徳島大理工、2.徳島大院創成、3.徳島大pLED、4.京都大院工学、5.大阪大院基礎工)
キーワード:
ラマン分光法,プラズモニック光増強,リモートプラズモニクス
リモートプラズモニック増強ラマン分光法(RPERS)は,銀ナノ構造上に数十 nmのシリカ柱上構造を構築することで金属との接触を必要とせずに光信号強度を増強するラマン分光法である.本研究では,RPERSの環境モニタリングや細胞測定などのバイオセンシング分野への応用に向けRPERS基板の化学的安定性•堅牢性を検証した.具体的には,バイオ実験や生体内に自然と存在するハロゲン分子を含むNaCl,NaBr溶液への浸漬を行い,RPERSの光増強特性を評価した.