講演情報
[23a-12B-1]中遠赤外対応液晶リターダー形成と吸収異方性の影響
〇(M1)川村 公音1、大原 空1、三星 陽平1、坂本 盛嗣1,3、野田 浩平1,3、鈴木 雅人1,3、佐々木 友之1,3、川月 喜弘2,3、小野 浩司1,3 (1.長岡技科大、2.兵庫県立大、3.CREST-JST)
キーワード:
赤外光,液晶リターダ,偏光
近年、被写体の複屈折や表面構造の情報を非接触で可視化できることから、偏光撮像に注目が集まっている。これまで我々は赤外光用の液晶リターダを作製し、赤外光の偏光変換を行った。液晶には波長に依存する吸収の異方性が存在し、波長によっては完全な円偏光を作ることが困難である。今回我々は、数値計算を用いて実験結果と数値計算結果を比較することにより出射光が完全な円偏光とならない説明を定量的に行うことを試みた。