講演情報

[23a-12B-10]光渦レーザートラッピング法によるキラル結晶化

〇(B)松崎 照樹1、宮本 克彦1,2、尾松 孝茂1,2 (1.千葉大工、2.千葉大分子キラリティー研)

キーワード:

光渦

光渦を物質に照射すると、光渦の軌道角運動量が物質に転写されキラルな構造体に変形することが近年の研究で発見された。われわれは、軌道角運動量で結晶の鏡像体過剰率を制御できる可能性を探求するため、光渦レーザートラッピング法によるキラル結晶化を行った。その結果、軌道角運動量が過剰体の決定に寄与することがわかり、レーザーのパワーや全角運動量が高いほど過剰率は上昇した。