[23a-13P-1~7] 9.4 熱電変換

9:00 〜 9:15

[23a-13P-1] Fe²⁺/Fe³⁺有機溶媒溶液の抵抗成分

〇井上 大¹、守友 浩^1,2,3 (1.筑波大数物群、2.筑波大数物系、3.筑波大TREMS)

キーワード：

エネルギーハーベスト,液体熱電変換

溶液中に溶解した溶質の酸化還元電位を応用した液体熱電変換素子LTE(liquid thermoelectric device)が注目を集めている[1]。性能指数ZTを大きくするには、電気化学ゼーベック係数αだけでなく、電気伝導率σ(=1/ρ)を大きくする必要がある。有機溶媒は水と比較して熱伝導率κが約3倍小さい利点があるものの、σが小さい。σの理解を深め、増大させる指針を得るため、Fe²⁺/Fe³⁺溶液の抵抗成分の濃度依存性を調べた。