講演情報
[23a-1BB-1]インクジェットパターニングによる視覚センサーの作製とその機能
〇長谷川 裕之1,2,3、坂本 海里2、笠井 克幸3、山田 俊樹3、田中 秀吉3、岡田 佳子4、大友 明3 (1.島根大教育、2.島根大院自然、3.情報通信研究機構、4.電通大院情報理工)
キーワード:
視覚センサー,バクテリオロドプシン,インクジェット
近年,生体システムの機能を模倣したバイオミメティックな人工システムが注目を集めている。本研究では,高度好塩菌の細胞膜から抽出される光受容膜タンパク質バクテリオロドプシン(bR)を用いた視覚センサーの開発に焦点を当てた。bRは従来の半導体プロセスに対する耐性が低いため,インクジェット法を用いて温和な条件でbRを効率的にパターニングする技術を確立し,それを基に視覚センサーを開発した。本講演では,センサーの詳細な作製過程,特性および機能について報告する。