講演情報
[23a-1BB-5]発光性亜鉛錯体ナノ粒子を分散させたプラスチックシンチレータの開発
〇(M1C)冨永 征宏1、鈴木 龍樹2、小関 良卓1、藤本 裕3、越水 正典4、笠井 均1 (1.東北大多元研、2.仙台高専、3.東北大院工、4.静岡大電子研)
キーワード:
シンチレータ,金属錯体,ナノ粒子
プラスチックシンチレータは放射線を光に変換するシンチレータの一種であり、安価で大容量化が容易であることから注目されている。本講演では、従来のプラスチックシンチレータのもつ濃度消光や放射光に対する応答性の問題の解決を狙い、蛍光剤として固体発光性有機配位子を有する難溶性金属錯体のナノ粒子をプラスチック中に分散させたシンチレータの作製・評価について発表する。