講演情報
[23a-1BL-4]光散乱を伴う偏光解消による物体可視化についての解析
〇守田 明生1、坂本 盛嗣1,3、鈴木 雅人1,3、野田 浩平1,3、佐々木 友之1,3、川月 喜弘2,3、小野 浩司1,3 (1.長岡技科大、2.兵庫県立大、3.CREST, JST)
キーワード:
偏光イメージング,ストークスパラメータ,偏光回折格子
偏光イメージングは、物体の識別精度の向上など有効である。しかし、生体試料などでは多重散乱があるため、偏光を変化させる要因の分離が難しいという課題がある。本研究グループでは、偏光回折格子と市販カメラを組合せることで、偏光の空間分布を可視化する技術の研究を行っている。本研究は、散乱性の文字盤、異方性媒体と散乱体を組み合わせた被写体の偏光撮像を通じて照射光の波長・偏光依存性を調べたので報告する。