講演情報

[23a-1BN-7]アミロイドタンパク質aシヌクレイン検出用脂質膜センサの固定化脂質種、構造による検出能力の相違

〇木村 悠人1、木下 匠1、Werner Carl Frederik1、蓮池 紀幸1、福澤 理行2、野田 実1、島内 寿徳3 (1.京工繊大 電子、2.京工繊大 情報、3.岡山大 環境生命)

キーワード:

局在表面プラズモン共鳴,αシヌクレイン,パーキンソン病

我々は前回、パーキンソン病(PD)の超早期診断を目的としてαSyn凝集体の検出を行う局在表面プラズモン共鳴(LSPR)センサを作製し、その検出を確認した。本研究では、2種類の検出用脂質分子(DPPC, DMPC)とその構造(単層膜、二重膜)による検出能力の違いを検討した。結果、DMPC二重膜を固定化した際、最も大きなピークシフト(8.1 nm / 70 nM)が確認された。また、事前にQCMによるDPPC, DMPCの単層膜、二重膜各々とαSynの相互作用性についても評価を行った。