講演情報

[23a-31A-1]Rutile型酸化チタンの自然発生的粒界形成の検討

〇岡本 卓磨1、Anastassia Sorkin2、亀田 恵佑1、Wang Hao2、Sergei Manzhos1、伊原 学1 (1.東工大物質理工、2.シンガポール国立大)

キーワード:

セラミックス材料,酸化チタン

TiO2は無機材料の中でもその特徴的な光学特性やイオン伝導特性から、光触媒や太陽電池、蓄電池などへ応用されている。本研究では、TiO2に対して、無作為に選んだrutile型方位性種結晶を与えることにより、分子動力学法を用いた擬似的な粒界構造の自然発生シミュレーションに成功した。様々な温度条件においてTiO2の融解・再結晶シミュレーションを行い、粒界構造およびその分布について検討した。