講演情報
[23p-11E-8]イオン注入による組成混合技術を用いた 1550 nm 帯分布ブラッグ反射型量子ドットレーザ
〇矢吹 諒太1、松本 敦2、赤羽 浩一2、へインサル シーム1、樋口 綾子1、松島 裕一1、石川 浩1、宇髙 勝之1 (1.早大理工、2.NICT)
キーワード:
量子ドット,波長可変レーザ
デジタルコヒーレント通信が普及しているが、そのための低消費電力、狭線幅、そして高温動作の波長可変光源への要求が一層高まっている。そのような背景の下、1550nm帯で動作する量子ドット(QD)レーザの波長可変光源への適用が期待されている。波長可変光源の一つである分布ブラッグ反射型(DBR)レーザにおいては、活性層に加えて受動導波路の形成が不可欠である。本稿では、組成混合技術(QDI)を用いたDBRレ ーザを作製し、低閾値単一モードCW 動作を実現したので報告する。