講演情報
[23p-12C-1]単一細胞分解能を有する非走査3次元多光子光刺激
〇稲澤 健太1,2,3、磯部 圭佑1,2、道川 貴章1,4、並木 香奈4、宮脇 敦史1,4、緑川 克美1 (1.理研光量子、2.京大生命、3.浜松ホトニクス(株)、4.理研脳神経科学)
キーワード:
光遺伝学,光刺激
光遺伝学において多光子光刺激技術は生体の生命現象を人為的に操作できる強力な手法である。神経細胞の活性化を人為的に操作するためには、複数標的細胞のみの細胞膜に存在する多数の光受容タンパク質を励起寿命時間以内で同時に励起する必要がある。我々は時間多重化マルチライン時空間集光技術を応用し、単一細胞分解能を有しながら非走査で3次元パターン光刺激を実現した。本発表では提案技術の原理と結果について報告をする。