講演情報

[23p-1BB-17]TOF法によるジメシチルボリルエチニルアントラセン誘導体非晶質膜のキャリア移動度評価

〇三柴 健太郎1,3、永田 晃基1、田中 裕也2、飯野 裕明3 (1.都産技研、2.東工大化生研、3.東工大未来研)

キーワード:

有機ホウ素化合物,有機半導体,キャリア移動度

当グループではジメシチルボリル基とアントラセン骨格がエチンジイル基(-C≡C-)により架橋された独自のジメシチルボリルエチニルアントラセン(1A)に注目し、電荷輸送材料への応用に取り組んできた。本研究では1Aおよびそのアントラセン骨格2位もしくは10位にフェニル基(Ph)を導入した誘導体1A2Ph, 1A10Phについて、非晶質膜における電子/ホール移動度をタイムオブフライト(TOF)法により明らかにした。