講演情報
[23p-1BM-12]口腔温の無拘束連続計測のための無線通信式マウスガード型サーミスタ
〇(M1)藤野 聖也1、横田 くみ1、市川 健太1、飯谷 健太1、Dzung Viet Dao2、三林 浩二1 (1.医科歯科大、2.グリフィス大)
キーワード:
温度センサ,ウェアラブルデバイス,ヘルスケア
体温は多様な疾患の診断指標の一つで、無拘束連続計測は高齢者や認知症患者等での体調評価にて有効と考えられる。本研究では、深部体温である口腔温を対象に、2枚のマウスガード(MG)間にサーミスタ、無線通信機等を封入・密閉し、無線通信式MG型サーミスタを開発した。本サーミスタはMG封入前のサーミスタ素子に比して応答性が低下したものの、同等の温度計測特性を示し、口腔内への装着にて口腔温の無拘束連続計測が可能であった。