講演情報

[23p-1BM-13]酸化物半導体マイクロパターン及びゼオライト複合センサによる短鎖脂肪酸ガスのセンシング

〇高村 尭良1、Sankar Ramaraj1、Zang Chuanlai1、田畑 仁1 (1.東大院工)

キーワード:

ガスセンサ,酸化物半導体

近年病気や健康問題の発生・進行を未然に防ぐ「予防医療」が注目を集めており、非侵襲的でウェアラブルなセンシング技術の一つとして皮膚ガスセンシングの研究開発が期待されている。本研究では、皮膚ガスの中でも抗肥満や抗糖尿病の指標となりうる血液由来の短鎖脂肪酸ガスに着目し、高感度でセンシングできる皮膚ガスセンサの研究開発を試みた。ナノサイズの膜厚を有する薄膜によるデバイ長効果と、機能性多孔質材料であるゼオライトの補臭効果の二つの現象の相乗効果を目指して、短鎖脂肪酸ガスの高感度検出を目指す。