講演情報
[23p-22B-6]変分量子固有値法を用いたAu原子接合作製における実験パラメータ最適化
〇金刺 拓海1、津嘉山 大輔1、白樫 淳一1、今井 浩2 (1.東京農工大、2.東京大)
キーワード:
ゲート型量子計算機,量子・古典ハイブリッドアルゴリズム,変分量子固有値法
これまで我々は、原子接合の作製手法であるFCE法において、実験パラメータの最適化を行ってきた。前回の報告では、VQEをFCE法に適用するため、FCE法の実験パラメータのうち印加電圧のフィードバック量に着目し、最適解として予め設定した適用スケジュールに対する求解特性を検討した。今回は、実際のFCE法による原子接合作製実験で得られたデータベースを基に、VQEを用いた実験パラメータ最適化を検討した。