講演情報
[23p-22C-5]Snペロブスカイト/フラーレン誘導体界面における電荷移動と開放電圧向上のメカニズム
〇佐藤 睦1、山口 世力1、薛 冬1、長谷川 晃央2、中村 智也2、若宮 淳志2、丸本 一弘1,3 (1.筑波大数物、2.京大化研、3.筑波大エネ物質科学セ)
キーワード:
ペロブスカイト太陽電池,ICBA,開放電圧
Snペロブスカイト太陽電池のエネルギー変換効率の向上を阻む要因の一つとして、電圧損失が大きいことがあげられる。近年、ICBAを用いたデバイス構造が、高い開放電圧から注目されている。しかし、ICBAを用いることによる開放電圧向上のメカニズムは十分には明らかにされていない。本研究では、ESR分光法によりペロブスカイト/ETL界面における電荷移動を観測し、開放電圧向上のメカニズムに関して微視的な視点から研究を行った。