講演情報

[23p-P01-2]X線検出器配列における陽極のみの切換えによる測定時間の短縮

〇(B)鈴木 堅斗1、須田 充2、石川 剛弘2、大越 康晴1、小西 輝昭2、濱野 毅2、石井 聡1 (1.東京電機大学、2.量研)

キーワード:

X線検出器配列,リアルタイム測定,2次元線量分布

ペンタセン/CNT薄膜電極検出器の配列において,デバイスを小型化し測定時間を短縮するために,全検出器の負極を一つにまとめ,陽極のみを切り替える方式で測定を行った.1検出器あたりの測定時間の間隔を従来の方式の8秒から3秒に短縮することができた.また,鉛板の遮蔽の有無によるイメージプロットを行い,本検出器配列の構造及び測定方式がX線の2次元リアルタイムイメージングに対して有用であることを確認した.