講演情報
[24a-11E-4]二重格子変調フォトニック結晶レーザーによる高解像度なビームパターンの発生
〇坂田 諒一1、趙 海如1、石崎 賢司1、井上 卓也1、De Zoysa Menaka1、野田 進1 (1.京大院工)
キーワード：
フォトニック結晶レーザー,ストラクチャードライト
フォトニック結晶レーザー（PCSEL）は、2次元フォトニック結晶の特異点（Γ点、M点等）における大面積共振効果を用いた面発光型の半導体レーザーである。これまで、格子点の位置や大きさを変調した、M-PCSELを開発し、任意の2次元方向へのワット級のビーム出射や、任意のビームパターンの出射等を実現してきた。今回、任意のビームパターンが出射可能なM-PCSELへ二重格子構造を導入し、高いビーム品質を保ったままで発振面積を拡大することで、より高解像度なビームパターン発生に成功したので報告する。