講演情報
[24a-1BC-11]ルブレン単結晶の巨大ゼーベック効果に対する化学ドーピングの影響
〇(M1)木村 英明1、服部 修也1、阿部 竜1、Pandey Manish1、辨天 宏明1、平本 昌宏1、中村 雅一1 (1.奈良先端大)
キーワード:
巨大ゼーベック効果,有機半導体,ドーピング
IoT機器の普及に伴い、それらを動作させる孤立電源の必要性が高まっており、この実現手段として熱電変換が注目されている。我々の過去の熱電材料の研究によって、有機低分子半導体材料において10mV/Kを超える巨大なゼーベック係数が見いだされた。今回の報告では、ルブレン単結晶に化学ドーピングを行ったときに、巨大ゼーベック係数を保ったまま、導電率を高められるかについて議論した。