講演情報
[24a-1BN-6]原子間力顕微鏡を用いたネスチンテール領域の引張試験
〇(M2)徳岡 里奈1、山岸 彩奈1,2、竹下 大二郎3、吉川 千晶4、山崎 智彦4、上田 太郎5、中村 史1,2 (1.東京農工大院工、2.産総研細胞分子工学、3.産総研バイオメディカル、4.NIMS高分子・バイオ材料、5.早大院先進理工)
キーワード:
原子間力顕微鏡,中間径フィラメント,ネスチン
中間径フィラメンのネスチンは、巨大なテール領域のC末端側でアクチン繊維に結合し、大きく伸展する。本研究では、同領域のN末端側をAFMカンチレバーに修飾し、C末端側を基板上のアクチン繊維に相互作用させることで引張試験を行った。ネスチン-アクチン間の結合が破断しない範囲でカンチレバーを上下させた際に得られたフォースカーブから、ネスチンテール領域が可逆的に伸展可能な構造をとることが示唆された。