講演情報
[24a-22C-1][第55回講演奨励賞受賞記念講演] ヘテロ接合バンド接合モデルによる正孔収集単分子膜とペロブスカイト界面における正孔収集効率の検証
〇赤塚 有杜1、チョン ミンアン2、若宮 淳志2、ガウラヴ カピル3、早瀬 修二3、吉田 弘幸4,5 (1.千葉大院融合、2.京大化研、3.電通大、4.千葉大院工、5.千葉大MCRC)
キーワード:
ペロブスカイト太陽電池,正孔収集層,界面電子準位接続
逆型ペロブスカイト太陽電池の正孔収集層として自己組織化単分子膜(SAM)が注目されている。本研究では、3つの特徴的なカルバゾール系SAMを選び、ITO上での分子配向と電子準位を電子分光法により調べた。SAMとペロブスカイト界面を半導体のヘテロ接合として扱うことで、仕事関数とイオン化エネルギーから正孔収集に適した電子準位接続が予測できることを提案する。これは、SAMの選択指針を与えるものである。