講演情報
[24a-31A-6]4端子平面型TiO2-xメモリスタの微細化とパブロフ型条件付け次元拡張
〇(M2)山本 遼平1、林 侑介1、藤平 哲也1、酒井 朗1 (1.阪大院基礎工)
キーワード:
メモリスタ,半導体,シナプス
近年、脳型コンピュータの開発が活発化しており、これを実現する素子の候補としてメモリスタが注目されている。我々は、メモリスタ材料として有望である還元二酸化チタン(TiO2-x)を用いて独自の 4端子平面型メモリスタを開発してきた。これまでに、酸素空孔の2次元分布変化による抵抗変化を利用し、パブロフ型条件付け(連合学習)などの高次シナプス機能を実証している。本研究では、4端子平面型TiO2-xメモリスタの集積化を可能にする微細素子構造を開発し、多素子化と双方向パブロフ型条件付けによる次元拡張の可能性を検証した。