講演情報
[24a-71A-2]電荷敏感型赤外フォトトランジスタとGe半球ミラーを一体化した高感度検出モジュールの開発
〇(M2)中井 創一1、稲村 文行1、生嶋 健司1、金 鮮美2、Mikhail Patrashin2、寳迫 巌2、小宮山 進2,3 (1.農工大院工、2.情報通信研究機構、3.東大院総合)
キーワード:
赤外線検出器,量子効率,量子井戸
電荷敏感型赤外フォトトランジスタ(CSIP)は10~50μmの波長帯域で単光子検出を実現する超高感度検出器である。パッシブ型テラヘルツ近接場顕微鏡の検出器として応用され、赤外線天文学への応用も期待されている。CSIPの優れた特徴の中で唯一従来検出器に及ばないのが量子効率であり、応用可能性の拡大のために向上することが望ましい。本研究の目的は光学系とモジュール化することで量子効率を改善することである。