講演情報

[24a-71B-7]Rashba 型と Dresselhaus 型のスピン軌道相互作用が共存する二次元電子系での逆エデルシュタイン効果の理論

〇(D)山 正樹1、松尾 衛2,3,4、加藤 岳生1 (1.東大物性研、2.中国科学院大 KITS、3.理研 CEMS、4.原研先端基礎)

キーワード:

半導体スピントロニクス,理論,逆エデルシュタイン効果

強磁性絶縁体からRashba型とDresselhaus型のスピン軌道相互作用を有する二次元電子ガスへスピンポンピングによりスピンを流入した際に、逆エーデルシュタイン効果により生成される電流を計算した。本発表ではこの電流の強磁性共鳴周波数と強磁性絶縁体中の磁化方位に対する依存性を報告する。さらに、二種類のスピン軌道相互作用の大きさを変えたときの電流の最大値の振る舞いについても報告する。